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資源価格変動のマグニチュードが非常に大きかった(三菱商事社長)銅相場

投稿日時:2016/03/25(金) 04:29

昨日に続き 大手商社 三菱商事も大きな減損会計を発表した 銅など資源価格の影響が大きい

特にチリ銅鉱山の影響が大

三菱商の小林健社長は報道で

『全保有資産の評価について聖域を設けずに精査し必要な措置を取った』

減損額が膨らんだことについては

「資源価格変動のマグニチュードが非常に大きかった」

と振り返った。

一方、減損計上した資源資産については

「中長期的には十分な成果をもたらす」

継続して資源資産を保有していくと述べた。

 

その通りでして こんな銅相場が続くわけが無いし銅は原産地コストも割れているのが現状であります 

しかし大手企業は 年末時点の時価に合わせた会計処理をするしかない。

『LME銅が6500$に戻れば 減損会計した分は その相場が回復した 後年の年度の利益に戻ることになる』?

 

日本の大手5社の発表で 2016.3末 大方1兆円近い赤字の合計となる

おおきな純資産を持ったような安定的な総合商社でないと

資源投資は危険であります・・

 

中国の成長減速が いたるところに影響する

 

こちらは中国の報道によると李首相は

企業の税負担を軽減すると述べている一方で 中国はこうした改革の経験が浅いことも表明した

中国の金融機関は 都市部の雇用の8割 GDPの6割を出す中小企業への金融支援をするようなことが景気に良いのではないかと思うけれども 近年 中小企業の資金繰りの回転率は その期間が長くなっていると聞いている

そうなると運転資金が厳しくなる 1週間で もらえたモノが 30日とか90日に伸びたり 

ここ数年で中国の中小企業の運転資金の必要性は高まっています

3.24のブログにも 少し書いたが そんな事もあり 海外のバイヤーと契約したら 速やかに国際物流をしなければアカン

短期の金利も 高いから 商売人は 金融からの融資を受けて それで回転をするから

利払いが10%を超える場合もあると聞くので 日本で注文を受けた サプライヤーとしても のん気にはしておれない 国際再生物流の素早さが求められる

 

 李首相は 大手国営企業の改革もしなければ ならず 

雇用の8割を雇う 中小にも 資金繰りの手を差し伸べなければならない 

その上に減税もやられると言っておられるので実に大変な手綱捌きが 必要だろう

この先の 中国の舵取りが 大変ということで 全人代の演説では 額に大きな汗がでておられたのかも知れない

 

この先 李首相は 景気を下支えする為の あらゆる方策を出してくるので銅価格は この後 5500$を軽く突破してくると期待している

3.25現在 約4980$銅相場

●4/1 中国 3月製造業 PMI(10:00)

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