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東内社長BLOG

日本の金属資源回収末端の業界は このままでは崩壊しかねない資源金属相場下落中

投稿日時:2015/11/10(火) 06:30

円安には助けられているが銅価格は最悪5000$割れ 八百万の神々に日々 資源相場が改善するように朝夕祈っているが一向に改善してこない 資源屑業界に長年 巣くうワシも今年は運に見放されたか・・・あかんな~ 8月仕入れた銅は9月売値が下げ9月仕入れたアルミが10月に下げ10月に仕入れた電線屑も11月下げ 昨年秋に くず鉄28円で売れたものが 昨日は13円か 末端の収集業者の人たちも どんどんと此の業界から離れていく この金属価格では生計がなりたたない・・ ワシらの業界は 秋の落ち葉の時代を迎えた か・・   海外に 国内発生の屑を輸出することで 国内のくず鉄価格も維持をされてきたが海外でも屑価格が暴落し 国内のくず鉄に荷あまり感が強く 鉄くずを再商品化して 鉄筋などを造るメーカー は これでもかと言うような安い価格で仕入れる これでもか これでもかと下げる   なので 電炉メーカー様は 仕入れコストを落としたことで やりくりをされて黒字を出されているが末端の屑屋は もはや この価格では 収集する経費すら出ない   海外にもっと くず鉄を掃かしていかんとあかんが 海外の屑金属の消費者も買い意欲が非常に低いことから売り辛い それは 中国の成長が鈍化したから他ないのだが どうしようも ない   国内のリサイクル熱が強く あらゆるゴミが資源になる時代になって 国内の資源リサイクル需要量以上の再生資源が国内で回収されるから・・・   ずっと以前の時代のように 相場が下がる→ごみ化率が高まる と ならないので、下がっても屑がリサイクルされ過ぎるということが起る そんなんがあるから 海外に販路を求めて頑張っているつもりでは あるが うまく行かんな~ 今年は 前厄の年だワシ 来年は 厄年 博打の神様にも 見放されている傾向の2015年じゃ 1990年ごろからの 中国の成長に支えられて 資源回収業界もチャンスを頂戴してきたが このところの中国経済の減速には堪える   OECDが新たな予測数値を示し 2015年の世界成長率が2.9% 16年は3.3%になると予想し9月時点の見通し(15年が3%、16年は3.6%)を引き下げたが 中国の成長見通しは ほとんど変更せずに 15年が6.8%、16年は6.5% 鉄鉱石の国 ブラジルは15年がマイナス3.1%、 16年はマイナス1.2%とした か・・・ どこともが だいたいそんな予測や・・・ しかし 中国はサービス部門の伸びは大きいので 鉱工業の伸び率は 今までよりも良くない 今後 更なる 利下げなど追加緩和策が必要だ そんで 中小企業に 中国は資金を潤沢に廻さねばならない 中国の中小零細に 手元資金が少ない 中国のリサイクル企業にも資金が少ない その販売先の 製鋼所 精錬所 プラスチックの再生メーカーなどにも資金が寂しい   環境法が中国でも 非常に厳しく規制され始めて中国のリサイクル循環型資源企業も 各社が大きな投資を行ったことも 資金繰りを厳しくした 何万坪のリサイクル施設に 近代化した設備投資もしたからな 固定経費も上った その上に 近年 人件費が高騰した 昨日だったか ベトナムの賃金が報道で出ていたが これが3万円ほどで 中国では月8万円では コストに大きな差だ 陰気なブログを書いてしまってるよ 大阪港のバタ屋トーナイ 東内誠9年経過したヤフーブログ gooブログも それに近いか この9年 ええことは少ない 日々 神に祈ってるが 苦難ばかりを神様は与えて下さり なんだ~ それを乗り越えてみろといわれる・・ 辛抱 忍耐 我慢 それは 解ってはいても このように愚痴っぽい日もある http://tohnai.com/top_main.html   できたら この業界に21.8歳から 育てられたので 業界の人たちの励みになるようなことを書かねばあかん 立場なのだけれども こう相場が悪くては これを詠む人にも すまんな・・    元 吉備の国 バタ屋トーナイ 藤内(東内)1300年以上前に大陸から渡来した一族

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